Race Report/レースレポート

2010年フォーミュラ・ニッポン第3戦

2010年7月18〜19日
参加台数14台
富士スピードウェイ

富士スピードウェイで行われたフォーミュラ・ニッポン第3戦は、1day開催となり、土曜日にフリー走行が2回、日曜日の午前中に予選、午後に決勝というスケジュールでした。土曜日のフリー走行で、予選、決勝のマシンセッティングを確認するためにチームとスケジュールを組み、走行しました。そして日曜日のレースに臨んで行きました。

予選

予選:11位

天候:晴れ

Q1/11位、Q2/11位、Q3/─

予選はノックアウト方式が採用され1セッションごとに下位のマシンが脱落していくルールでした。


予選の第1セッション(Q1)は20分間で行われました。最初はユーズドタイヤでコースに出てマシンの確認をしました。マシンのバランスを考えながら周回し、ピットに戻ってから、セッティングを変更しました。そして、残り約6分を過ぎた頃、NEWタイヤでアタックにいきました。しかし、NEWタイヤでもうまく走ることができなかったことに加え、1回目のアタックのときに遅いマシンに追いついてしまったためにベストタイムを出すことができませんでした。しかし2回目のアタックで、ドライビングを修正しつつアタックした結果、11番手のタイムでQ2に進出することができました。

10分間のインターバルを挟み、残った11台で第2セッション(Q2)が行われました。Q1で思うようにタイムを出すことができなかったため、チームと話し合い、セッティングを決めました。Q1同様に、残り時間が約6分頃にコースインしました。Q1よりもマシンのフィーリングは良くなり、タイムを更新することはできたのですが、それでも上位のタイムには届かず、11番手タイム。最終セッションのQ3に進むことが出来ませんでした。

決勝

決勝:11位

天候:晴れ

予選が終わってから決勝に向けてマシンのセッティングについて話し合いました。そして、レース前の8分間のフリー走行でさらにマシンの調整を行いグリッドへ移動しました。今回は200キロという今までよりも短い距離で行われるため、燃料満タンでスタートしてピットには入らない作戦でいきました。

フォーメーションラップが始まり、タイヤを温めながらグリッドに着きました。シグナルが消えてスタートしたときにエンジン回転が落ちてしまい、うまく加速することができませんでした。その周の13コーナーで1台抜いたので、オープニングラップは10番手でクリアしました。しかし、そこからもペースを上げることができず、徐々に前を走るマシンとの差が広がってしまいました。さらに後ろから来たマシンとのバトルもあったため、なかなか順位を上げることができませんでした。2号車に抜かれた後、29号車を抜くことができましたが、ポジションは変わらずレースが進んで行きました。

44周のレースの中で、自分ができること、ライン取り、ブレーキングやアクセルコントロールなどでタイムアップを試みました。結果としては成果を出すことができませんでした。30周目にはそれまでうまく押さえていた16号車にも抜かれてしまい、11番手に順位を下げてしまいました。最後まであきらめずに追いかけて行きましたが、順位は変わらず11位で今回のレースのチェッカーを受けました。

広大コメント

今回のレースでは最後までタイムアップすることができませんでした。土曜日のフリー走行の早い段階で原因を追及することができれば、もう少し決勝ではポジションを上げることができたと思います。まだ、悪い原因を発見すること、どうすれば改善できるのか、という面の勉強が足りないと感じました。もう1度自分の走りを見直し、エンジニアと話し合い改善していきます。

次のレースは、地元もてぎのレースとなります。今回よりも暑い中で行われるので、以上の反省点とトレーニングに集中していきたいと思います。