Race Report/レースレポート

2007年 全日本F3選手権シリーズ第19戦、第20戦
2007年10月20〜21日
ツインリンクもてぎ
参加台数11台

今年もあっという間に最終戦を迎えることになりました。シーズンを戦ってきて成長した姿を見せられるように最後まで全力を尽くしました。しかし、予選では思うようにタイムが伸びず8番手と7番手タイムでした。第19戦は1周目で3つポジションを上げて5位。第20戦はスタートでミスを喫し、最後まで焦りのレースになってしまい、9位という結果に終わりました。

Qualifying/予選

第19戦 予選:1分47秒983/8位
天候:晴れ

前日の雨が少し路面に残っていましたが、空は徐々に明るくなっていたため、走行中にコンディションが変わる難しい予選になりました。

予選が始まってからすぐにコースインしてタイヤを温め、2周目からアタックに入りました。路面の回復は思ったよりも早く、周回を重ねるごとにタイムアップして行きました。最後の最後にベストタイムを出すことができましたが、時間ぎりぎりまでアタックできたマシンの方がコンディション的に恵まれていたので、最終的に8番手のタイムとなりました。

第20戦 予選:1分47秒234/7位
天候:晴れ

コンディションは完全ドライになったので、マシンのセッティングを微調整して第20戦の予選に臨みました。少しだけピットで待ってからコースインしました。1周目のアタック中に他車に追いついてしまったので、距離を離してから2回目のアタックをしました。クールラップを入れてタイヤを休ませて、もう1度タイムアタックに入りました。このアタックでベストタイムを出すことができ、19戦よりも1つ前の7番手のポジションで予選を終えました。

Final/決勝

第19戦 決勝:5位
天候:晴れ

土曜日の午後の第19戦は、14周で行われました。ピットアウトしてコンディションが予選の時と思ったより変化していたため、セッティングを変更してコースの状況に合わせていきました。スタートは今年1番の反応で飛び出し、前の2台の間をすり抜けることに成功。6番手で1コーナーをクリアしました。4コーナーでうまく前のマシンに合わせてコーナーを立ち上がり、5コーナーの進入で少し距離がありましたが、インに入っていきました。そこで抜くことは出来ませんでしたが立ち上がりが良かったため、S字コーナーの入り口でアウトからオーバーテイク。オープニングラップで5番手までポジションを上げました。予選の時よりもトップグループとの差がなかったので、始めのうちはついていくことができました。しかし周回を重ねるにつれて徐々に、タイム差が広がってしまいました。最後まで順位は変わらず、5番手でチェッカーフラッグを受けました。

第20戦 決勝:8位
天候:晴れ

日曜日のお昼に開催された第20戦は、20周のイベントとなりました。前日のレースを踏まえて、ウイングのセッティングを変更して臨みました。

前日のようないいスタートをしようと集中していたのですが、シグナルが変わった瞬間にエンジンストールしてしまいました。再スタートしましたが、最後尾までポジションを下げてしまいました。すぐに1台を抜いて3周目に90度コーナーの進入で1台抜き、次の周の5コーナーでもまた抜こうとインに入ったのですが、ブレーキングで挙動を乱してしまいスピン。すぐにコースへ復帰しましたが、そこからポジションを上げることができず、8位でレースを終えました。

Koudai's Voice/塚越広大コメント

今シーズンを締めくくるレースだったのですが、いい結果どころか、一番内容の悪いレースになってしまいました。本当に悔いが残るレースになってしまいました。2007年のシリーズを支えてくださったホンダ様、リアル様、応援してくださった皆さん、本当にありがとうございました。

11月18日にF3マカオグランプリに出場させていただけることが決まりましたので、今回の悔しさをマカオのレースで晴らしたいと思います。今後も応援よろしくお願いします。