Race Report/レースレポート

2007年 全日本F3選手権シリーズ第16戦、第17戦、第18戦
2007年10月6〜7日
仙台ハイランド
参加台数12台

今回の仙台ラウンドでは3レースが行われました。予選は、3番手、5番手、4番手グリットを獲得。16戦はドライビングスルーペナルティから追い上げ6位、17戦は8位、18戦は4位でフィニッシュしました。

Qualifying/予選

第16戦 予選:1分37秒786/3位
天候:晴れ

15分間の予選が3回連続で行われました。今回のハイランドでは、アタックしてから2周のクールラップを入れてもう1度アタックする作戦で臨みました。予選が始まって2分ほど経過してからコースインしました。タイヤを温め3周目にアタックに入っていきました。この周は路面の状況がわからず、少し慎重に走りました。アタックを終えたあとにクールラップに入りました。2回目のアタックでは路面の状況をつかむことができたため、思い通りのアタックをすることができました。

第17戦 予選:1分37秒927/5位
天候:晴れ

1回目の予選を終えて10分間のインターバルの間にマシンのセットアップを少し変更して、2回目がスタートに備えました。16戦の予選と同じように2分ほど待ってからコースインしました。タイヤを温めて3周目にアタックしましたが、バックストレートエンドのシケインでマシンのバランスが崩れてしまいました。クールラップを入れたあとに再度アタックに入りましたが、同じようにうまくシケインを攻略できず、タイムを更新することができませんでした。

第18戦 予選:1分37秒965/4位
天候:晴れ

2回目の予選を終えて3回目の予選までにマシンのセットを1回目と同じセットに戻してコースインしました。シケインの進入の仕方を考えて走りましたが、思うようにタイムを伸ばすことができませんでした。結局、今回の予選は自分のベストな走りができないうちに終わってしまいました。

Final/決勝

第16戦 決勝:6位
天候:晴れ

土曜日の午後に開催された第16戦は17周のレースとなりました。3イベントの中で1番いいスタートポジションだったのでポジションアップできるように狙っていました。しかし信号が変わる前に動き出してしまい、フライングスタートをとられてしまいました。さらに、その時に焦ってしまい、ホイールスピン。ポジションを下げてしまいました。1コーナーに入る前に36号車と11号車に挟まれてしまい、11号車のリアタイヤと自分のフロントタイヤが接触しました。その接触でマシンにダメージはなく4番手で1周目をクリアしました。しかし4周目にドライビングスルーペナルティのためピットインしたため、7番手まで後退してしまいました。その後のラップタイムはトップグループと変わらない好ペースで走ることが出来、11周目の1コーナーで6番手に上がり5番手に追いついたところでチェッカーを受けました。

第17戦 決勝:8位
天候:曇り

日曜日の午前の第17戦は24周で行われました。5番手からのスタートでしたが、シグナルが消えた瞬間のマシンの出だしが良く、1コーナーで3番手に浮上しました。しかし2番手を走っていたマシンが2コーナーでコースアウトしてバランスを崩したまま目の前に復帰してきました。進路を塞がれてしまったためイン側に切り込んだのですが、砂が出ていたためハーフスピン。順位を大きく下げてしまいました。2周目に1台パスして9番手に上がったのですが、それ以上はポジションを上げることができませんでした。最終結果は、トラブルを抱えた車両があったため8番手となりました。

第18戦 決勝:4位
天候:曇り

日曜日の午後の第18戦も24周で行われました。今回もマシンの出だしが良く3番手に上がり1コーナーに進入していきました。その後、2コーナーで少しアウト側に膨らんでしまい3コーナーで4番手に戻ってしまいました。3番手とペースは変わらず、約1秒のギャップを保ちながらラップを重ねていきました。なかなか前のマシンに近づくことができず、様々なライン取りを試しながらレースをしていました。しかし最後までオーバーテイクすることができず、4位でチェッカーを受けました。

Koudai's Voice/塚越広大コメント

今回の仙台のレースでは、うまく流れをつかむことができませんでした。1回目のレースではフライングをしてしまいましたが、スタートでポジションを上げることができたことで自信を持てました。あとはスタート後のポジション取りをもっとうまくできるように考え、次回の最終戦では今年の集大成としてベストレースができるように準備していきたいと思います。