Race Report/レースレポート

2007年 全日本F3選手権シリーズ第5戦、第6戦
2007年5月19〜20日
ツインリンクもてぎ
参加台数12台

5月8〜9日に行われた合同テストでは自分の走り方がうまく決まらなかったので、様々な事を考え直してから、今回のレースに臨みました。金曜日の走行ではマシンのフィーリングがとてもよく、自分の課題も少しずつ直っていき、好調な走り出しとなりました。

Qualifying/予選

第5戦 予選:1分47秒622/1位
天候:曇り

走行前に雨が降り、少し路面が濡れた状態で予選が始まりました。コンディションは徐々に回復し、ラップを重ねるごとにタイムが上がっていきました。クリアラップを取って多くの周回をしたかったので、早めに前車との間隔を空け、再びアタックをしました。最終的にドライコンディションになり、最後のラップでまとめることが出来、今季初のポールポジションを獲得しました。

第6戦 予選:1分47秒502/7位
天候:曇り

10分のインターバルの間にマシンの微調整をし、2回目の予選に向かいました。いつ雨が降るかわからなかったため、予選開始とともにコースインしました。しかし、なかなかタイムが上がらず早めにクールラップを入れました。この間に自分自身を落ち着かせ、もう1度気合を入れ直して、再びアタックしました。周回を重ねるごとにタイムが上がっていきましたが、思うようなタイムが出ないうちに、15分間のセッションは終わってしまいました。

Final/決勝

第5戦 決勝:3位
天候:曇り

土曜日午後の決勝は13周で行われました。スタート前の走行でマシンのフィーリングを確かめ、グリッドにつきました。スタートはシグナルが変わりクラッチを離した瞬間、エンジン回転が落ちてしまい、もう1度クラッチを踏み直しました。そのために車速が鈍ってしまい、1コーナーでは4番手まで後退してしまいました。その周のバックストレートエンドのコーナーで前車がブレーキングミスでコースアウト。自分もコースアウトしそうになりましたが、ギリギリでマシンをコントロールし、3番手で2周目に入っていきました。その後、ペースをなかなか上げることが出来ず、レースの前半は4番手に追撃されてしまいました。それでも後半になると、マシンの感じをつかみ、自分のベストタイムを出しながら2番手を追いました。しかし前半に開いた差が大きく、3番手のままレースを終えました。

第6戦 決勝:4位
天候:晴れ

日曜日の決勝は20周で行われました。7番手スタートだったので、オーバーテイクできるようにウイングのセッティングを変えていきました。スタートして1コーナーの混乱をうまくクリアし、3コーナーでも1台抜いて5番手に浮上しました。そのままの勢いで4番手を追いましたがS字コーナーの2つ目でバランスを崩してしまい、4番手との差がついてしまいました。2秒5の差のまま周回していき、なかなか差が詰まりませんでした。途中トップを走っていた選手にペナルティーがあり、4番手になりました。レース後半になってもペースを上げることが出来ず、5番手の選手との差が詰まってしまいました。しかし4番手のポジションのままチェッカーを受けました。

Koudai's Voice/塚越広大コメント

今回のもてぎラウンドではポールポジションを獲得しながら優勝できなかった自分が本当に情けなく感じます。レース中のラップでも自分でタイムを上げられず苦戦しました。次の岡山ラウンドまでの期間、自分に何が足りないのか、何を改善しなければいけないのか、もう1度自分を見つめ直したいと思います。そして2戦連続のポール・トゥ・ウィンを飾るために調整して行きます。